ビジネス補強

ビジネス年賀状 文例テンプレート

ビジネス年賀状の文例44本を、無料でダウンロードできます。取引先・顧客・上司・同僚あてのはがき文例、年賀状に添える一言20、年賀メール、喪中の相手への対応、返礼まで。はがきサイズ(縦書き・横書き)のWordと全文例のWord・PDFつき。賀詞の選び方と、昨年・句読点・元旦の慣習も、出典つきで説明しています。

公開: 2026年10月6日 最終更新: 2026年10月6日 WordPDF 会員登録不要・無料
2026年10月5日 時点の情報
日本郵便 2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要(2026-08-31発表・2026-10-05確認)
全て無料・会員登録不要・即ダウンロード
193種類のテンプレートを掲載中
2形式(Word/PDF)でダウンロードできます
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ダウンロード後は念のため、お使いのセキュリティソフトでのご確認をおすすめします。

ビジネス年賀状 文例テンプレートのテンプレートプレビュー
ビジネス年賀状 文例テンプレート(Word / PDF・会員登録不要・無料DL)
このページでわかること
  • 取引先・顧客・協力会社・上司・同僚・部下あての年賀状の文例(句読点なし)と、年賀状に添える一言20、年賀メール4、喪中の相手への対応、返礼・異動の報告を合わせて44文例
  • はがきサイズ(100×148mm)の縦書き・横書きの Word と、全44文例の Word・PDF、記入例 PDF を無料でダウンロードできる(会員登録不要)
  • 2027年用の年賀はがきの販売開始(11月2日(月))・引受開始(12月20日(日))・元日に届けるための差出の目安(12月27日(日))がわかる
  • 目上に避けるとよいとされる賀詞、句読点・「昨年」・「元旦」の慣習がわかる(慣習であって規則ではありません)

※ 文例は当サイトが作った例です。年賀状の作法に公的な決まりはなく、このページの説明は民間の解説にもとづく慣習です(出典は各所に付けています)。氏名・社名はすべて架空です。

ビジネス年賀状のダウンロード(Word・PDF)

ダウンロードできるのは次のファイルです。文例の中身は、このページの文例と同じデータから作っているので、ページの文例と食い違いません。宛名面(はがきの裏面の宛名)は含みません。

  • はがき 縦書き(Word・PDF): はがきサイズ(100×148mm)1面。賀詞・本文(文例1)・差出人欄を、文字だけ打ち替えて使えます
  • はがき 横書き(Word・PDF): 同じ文例1を横書きにしたもの。横書きなので年月日は算用数字です
  • 全44文例(Word・PDF): A4。相手別に並べています。Word なら、使う文例だけを残して編集できます
  • 記入例(PDF): 取引先あてのはがき・上司あてのはがき・年賀メールの完成形3通(架空の社名・氏名)

デザイン(絵柄)の素材は配っていません。2027年(令和9年)は未年(ひつじどし)です。絵柄に羊のモチーフを使う場合は、印刷会社の素材ページなどで用意してください。

ビジネス年賀状を出す相手と時期(2027年用の日付つき)

このページは、取引先・顧客・協力会社への挨拶を中心に、社内(上司・同僚・部下)あての文例も載せています。相手別に、どの文例を使うかを表にしました。

相手使う文例
取引先文例1〜5(標準・取引が始まった年・担当者あて・納期でご迷惑をかけた・仕事始めの案内)
顧客・協力会社・顧問先文例6〜9(個人のお客様・法人のお客様・協力会社や仕入先・士業から顧問先へ)
上司・役員・同僚・部下文例10〜14(直属の上司・役員や社長・異動前の元の上司・同僚や先輩・部下や後輩)
どの相手にも添える一言文例15〜34(取引先・上司・同僚や後輩・顧客に5本ずつ)
メールで送る文例35〜38(取引先・社内・お客様への一斉配信)
喪中の相手年賀状は出さず、文例39・40(返信のメールと、松の内が明けてからの寒中見舞い)
年賀状をいただいたとき文例41〜44(返信・返礼はがき・遅れたときの寒中見舞い・異動の報告)

2027年(令和9年)用の年賀状の日付

日本郵便が2026年8月31日に発表した、2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要にもとづく日付です。年賀状の引受開始は、2026年用までの12月15日から繰り下がっています。

日付内容
2026年11月2日(月)年賀はがきの販売が始まる日(販売は2027年1月15日(金)まで)
2026年12月20日(日)年賀状の引受開始。12月19日以前に出した年賀状は、年内に配達されます
2026年12月27日(日)元日に届けるための差出の目安(「元日に届く期限」ではなく目安です)
2027年1月1日(金)元日。2027年(令和9年)は未年です
2027年1月7日(木)松の内の終わり(一般に1月7日まで。関西など一部は1月15日まで)。これを過ぎたら、年賀状ではなく寒中見舞いにします

年賀はがきの料金はここには書いていません。日本郵便の案内で確かめてください。喪中の相手には年賀状を出しません(取引先が喪中のときは下の「取引先が喪中のとき」)。

賀詞と書き出しの選び方(目上・取引先・同僚)

賀詞は、年賀状の頭に大きく書く「新年おめでとうございます」の意味の言葉です。相手によって選び方が違う、と解説されています。これは慣習であって、規則ではありません。解説によって格付けに差があります。

相手使われる賀詞・書き出し補足
目上・取引先謹賀新年・恭賀新年(四文字の賀詞)
「謹んで新年のお慶びを申し上げます」(文章)
四文字以上の賀詞か、文章を使うのが慣習とされます
目上には避けるとよいとされるもの賀正・迎春・新春(1〜2文字の賀詞)敬意を省いた形で、丁寧さに欠ける印象があるとされます。例の扱いには出典によって差があるので、断定はしません
同僚・親しい社外「明けましておめでとうございます」文例13のように、この書き出しで始める形もあります
  • 賀詞は1枚に1回: 賀詞(謹賀新年など)を書いたら、本文の頭で「明けましておめでとうございます」を重ねません。
  • 「新年あけましておめでとうございます」は避ける: 「新年」と「明けまして」の意味が重なるので避けたほうがよい、と一般にいわれます。誤りとまでは言えないという見方もありますが、気にする相手もいるので、「明けましておめでとうございます」か「新年おめでとうございます」のどちらかにするのが無難です(All Aboutの解説。国語辞典・公的機関の記述は確認できていません)。
  • 「元旦」と「一月一日」を並べない: 元旦は元日の朝の意味なので、「一月一日 元旦」と並べると重なります。「令和九年 元旦」とだけ書きます。

取引先に出す年賀状の文例(文例1〜5)

はがきの本文です。句読点は使わず、行の区切りは改行で表しています。差出人(社名・住所・氏名)は、文例の最後に入る前提で本文から省いています。

文例1 取引先(標準)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹賀新年

旧年中は格別のご高配を賜り

誠にありがとうございました

本年も社員一同

より一層のサービス向上に努めてまいります

変わらぬご指導ご鞭撻のほど

よろしくお願い申し上げます

令和九年 元旦

文例2 取引先(昨年から取引が始まった)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

恭賀新年

昨年は新たにお取引の機会を賜り

心より御礼申し上げます

本年はさらにご期待にお応えできるよう

精進してまいります

何卒よろしくお願い申し上げます

令和九年 元旦

文例3 取引先(担当者あて・長いお付き合い)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹賀新年

長年にわたるご厚誼に

深く感謝申し上げます

〇〇様には細やかなお心配りを

いただき いつも助けられております

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

貴社のますますのご発展を

お祈り申し上げます

令和九年 元旦

文例4 取引先(昨年に納期や対応でご迷惑をかけた)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹んで新年のお慶びを申し上げます

昨年は納期の件でご迷惑をおかけしながら

変わらぬお引き立てを賜り

深く感謝申し上げます

本年は体制を整え

確かな品質でお応えしてまいります

何卒よろしくお願い申し上げます

令和九年 元旦

年賀状はお祝いの挨拶なので、お詫びは短く1回にとどめ、感謝と本年の決意で結ぶ形にしています。

文例5 取引先(仕事始めの日を知らせる)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

恭賀新年

旧年中は大変お世話になりました

本年も変わらぬお引き立てのほど

お願い申し上げます

なお 弊社の仕事始めは

一月四日(月)でございます

令和九年 元旦

顧客・協力会社・顧問先に出す年賀状の文例(文例6〜9)

文例6 顧客(個人のお客様・店舗)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹賀新年

昨年は多くのお客様に

ご来店いただきまして

誠にありがとうございました

本年も皆様に喜んでいただけるよう

スタッフ一同 心を込めて

お迎えいたします

本年も変わらぬご愛顧を

お願い申し上げます

令和九年 元旦

年始の営業日は、添え書き(文例33)で入れます。

文例7 顧客(法人・継続契約のお客様)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

恭賀新年

昨年は弊社サービスを

ご利用いただき 誠にありがとうございました

本年も貴社の業務に

お役立ていただけますよう

サポート体制の充実に努めてまいります

引き続きご愛顧を賜りますよう

お願い申し上げます

令和九年 元旦

文例8 協力会社・仕入先

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹賀新年

旧年中は無理なお願いにも

快くご対応いただき

心より感謝申し上げます

本年もよきパートナーとして

共に歩んでまいりたく存じます

変わらぬご支援のほど

お願い申し上げます

令和九年 元旦

文例9 顧問先へ(士業・外部の専門家から)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹んで新年のお慶びを申し上げます

昨年は貴社の経営に

関わらせていただき

ありがとうございました

本年もタイムリーな情報提供と

丁寧な対応に努めてまいります

お気づきの点はいつでも

ご相談くださいませ

令和九年 元旦

上司・役員・同僚・部下に出す年賀状の文例(文例10〜14)

文例10 直属の上司(部長・課長)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹賀新年

昨年は温かいご指導を賜り

ありがとうございました

ご教示いただいたことを

本年の仕事に生かしてまいります

至らぬ点も多いかと存じますが

引き続きご指導のほど

よろしくお願い申し上げます

令和九年 元旦

文例11 役員・社長

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹んで新年のお慶びを申し上げます

昨年は多大なるご配慮を賜り

厚く御礼申し上げます

本年も会社の発展のために

力を尽くす所存でございます

〇〇様のご健勝を

心よりお祈り申し上げます

令和九年 元旦

文例12 異動前にお世話になった元の上司

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

恭賀新年

昨年 異動の際には

温かくお見送りいただき

ありがとうございました

新しい部署でも

教えていただいたことを胸に

努めております

お近くにお越しの折には

お声がけいただければ幸いです

令和九年 元旦

文例13 同僚・先輩(社内・少し砕けた形)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

明けましておめでとうございます

昨年は同じチームで

たくさん助けていただきました

ありがとうございました

本年もよいチームでありたいと思います

どうぞよろしくお願いします

令和九年 元旦

文例14 部下・後輩へ(社内)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹賀新年

昨年はよく頑張ってくれました

チームの成果は

一人ひとりの努力のおかげです

本年も力を合わせて

一つずつ形にしていきましょう

困ったことがあれば

遠慮なく相談してください

令和九年 元旦

年賀状に添える一言の文例20(文例15〜34)

印刷した年賀状の余白に、手書きで添える一言です。相手別に5本ずつ載せています。1行が1文例なので、使う行だけをコピーしてください。

取引先に添える一言(文例15〜19)

コピー用の文面(1行が1文例・文例15〜19)

昨年は大変お世話になりました 本年もよろしくお願いいたします

先日の打ち合わせでの貴重なご助言に 改めて感謝申し上げます

本年は貴社のお役に立てるよう 新しい提案をご用意しております

お忙しい毎日と存じます どうぞご自愛ください

春になりましたら あらためてご挨拶に伺います

上司に添える一言(文例20〜24)

コピー用の文面(1行が1文例・文例20〜24)

昨年は丁寧にご指導いただき ありがとうございました

本年は一つ上の仕事に挑戦してまいります ご指導をお願いいたします

寒い日が続きます どうぞお体を大切にお過ごしください

昨年のプロジェクトでは 大きな学びをいただきました

本年も変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます

同僚・後輩に添える一言(文例25〜29)

コピー用の文面(1行が1文例・文例25〜29)

昨年は何度も助けてもらいました 今年もよろしく

また一緒に仕事ができることを楽しみにしています

今年は新しい仕事でも力を合わせましょう

寒さが厳しくなります 体調に気をつけて過ごしてください

落ち着いたら ゆっくり食事に行きましょう

顧客・お客様に添える一言(文例30〜34)

コピー用の文面(1行が1文例・文例30〜34)

昨年は多くのご来店を賜り 心より感謝申し上げます

皆様のお役に立てるよう 本年も努めてまいります

お近くにお越しの際は ぜひお立ち寄りください

本年は一月四日より営業いたします

お寒い折 どうぞお体を大切になさってください

ビジネス年賀状の書き方の慣習(句読点・昨年・忌み言葉・元旦)

次の表は、民間の解説で挙げられている慣習をまとめたものです。慣習であって規則ではなく、「守らないと失礼になる」とは言い切れません。出典の違いがあるものは、その旨を書いています。

縦書きの見本(文例1)。右から左へ並べ、賀詞を大きく、本文は句読点を使わずに改行で区切っています。このページのはがき文例の数字は、縦書きに使えるよう漢数字です。
項目慣習補足・出典
句読点目上の相手への年賀状の挨拶文では、句読点を使わないのが一般的。代わりに改行や空白で区切る祝い事なので「区切り」を避ける意味、などと説明されますが、理由は諸説あります。メールには当てはめません(郵便局のプリントサービス・nenga.n-pri.jp)
「昨年」と「去年」「去」が忌み言葉とされるため、「昨年」または「旧年」を使うどちらでも差し支えないので、このページの文例は「昨年」に統一(nenga.n-pri.jp)
忌み言葉去る・失う・病む・倒れる・閉じる・戻る・終わる・切る・絶える、とされる語を避ける1つの解説が挙げた語の一覧です。ほかの語は出典を確かめていないので足していません。使ったら失礼、とは断定しません(nenga.n-pri.jp)
賀詞の重複賀詞を1回使ったら、その後の文章に賀詞を入れない「新年あけまして」も意味が重なるので避ける(上の「賀詞と書き出しの選び方」)
「元旦」と「一月一日」元旦は元日の朝なので、並べて書かない辞書に「誤り」とは書かれていません。重なるので避ける、という書き方です(コトバンク)
縦書きと横書きの数字縦書きは漢数字、横書きは算用数字で書いた例を載せていますメールは横書きなので、年賀メールの文例は算用数字です(書き方ボックス)

年賀メールの文例(取引先・社内・お客様)(文例35〜38)

年賀状を出さない相手や、社内・お客様への一斉配信に使うメールです。年賀メールは、「恭賀新年」などの賀詞で始め、昨年の感謝・本年のお願い・営業開始日を書く、と解説されています(書き方ボックス)。メールは句読点を使ってよく、横書きなので数字は算用数字です。

送る日は、元日に届くよう予約送信する方法(文例35)と、仕事始めの朝に送る方法(文例36)の2つを載せています。

文例35 取引先へ(元日に届くよう予約送信)

件名: 新年のご挨拶【株式会社〇〇】

コピー用の文面(本文)

株式会社△△

〇〇様

 

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

株式会社〇〇の山田です。

 

昨年は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

本年も、貴社のお役に立てるよう社員一同努めてまいります。

変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

なお、弊社は1月4日(月)より通常営業いたします。

 

貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

 

株式会社〇〇 営業部 山田 太郎

(署名)

文例36 取引先へ(仕事始めの朝に送る・お礼と本年の依頼)

件名: 本年もよろしくお願い申し上げます

コピー用の文面(本文)

株式会社△△

〇〇様

 

明けましておめでとうございます。

株式会社〇〇の山田です。

 

昨年中は大変お世話になりました。

本日より業務を開始いたしました。

本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

まずは、メールにて新年のご挨拶を申し上げます。

 

株式会社〇〇 営業部 山田 太郎

冒頭は「明けましておめでとうございます」にしています。「新年」と「明けまして」が重なる形は避けるのが無難とされます(理由は「賀詞と書き出しの選び方」に書きました)。

文例37 社内(全社員あて・代表から)

件名: 新年のご挨拶

コピー用の文面(本文)

社員の皆さん

 

明けましておめでとうございます。

昨年は、一人ひとりの努力のおかげで、多くのお客様に支えていただくことができました。

ありがとうございました。

本年も、お客様に選ばれる会社であるために、力を合わせて取り組みましょう。

皆さんとご家族のご健康をお祈りしています。

 

代表取締役 山田 太郎

文例38 お客様へ(一斉配信メール・営業開始日つき)

件名: 新年のご挨拶と営業開始日のお知らせ

コピー用の文面(本文)

お客様各位

 

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

旧年中は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。

本年も、より一層のサービス向上に努めてまいります。

 

■ 年始の営業開始日

1月4日(月)9:00より通常営業いたします。

 

本年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

株式会社〇〇

取引先が喪中のとき(年賀状は出さず、寒中見舞いで)(文例39・40)

相手が喪中のときは年賀状を出さず、松の内が明けてから寒中見舞いを出すのが一般的とされています(マイナビエージェント)。松の内は一般に1月7日までで、関西など一部は1月15日までです。喪中はがきが届いたら、年内にメールで返信しておく形もあります。

自分が喪中のとき、取引先に喪中はがきを出すかどうかは、会社や相手によって違います。取引先には会社の代表として接するので、例年どおり挨拶する例もあります。出すなら喪中はがき、出さずにメールで一言だけ伝える形も珍しくありません。正解は1つではなく、解説は民間のものです(マイナビエージェント)。

文例39 取引先の担当者から喪中はがきが届いた・年内に返すメール

件名: 喪中のお知らせをいただきました(株式会社〇〇 山田)

コピー用の文面(本文)

〇〇様

 

いつもお世話になっております。株式会社〇〇の山田です。

 

このたびはご丁寧に喪中のお知らせをいただき、ありがとうございました。

心よりお悔やみ申し上げます。

年始のご挨拶は控えさせていただきます。

寒さに向かう折、どうぞお体を大切にお過ごしください。

 

株式会社〇〇 営業部 山田 太郎

文例40 寒中見舞い(取引先の担当者が喪中・松の内明けに)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

寒中お見舞い申し上げます

ご服喪中と伺い

年始のご挨拶を控えさせていただきました

旧年中は格別のご高配を賜り

厚く御礼申し上げます

本年も変わらぬお付き合いのほど

お願い申し上げます

寒さ厳しき折

どうぞご自愛くださいませ

令和九年一月

届いた年賀状への返礼・異動の報告(文例41〜44)

年賀状やメールをいただいたのに、こちらからは出していなかったときの返礼です。松の内(一般に1月7日まで)のうちは返礼はがき(文例42)、過ぎたら寒中見舞い(文例43)にします。元日の朝ではないので、返礼はがきの日付は「元旦」でなく「一月」にしています。

文例41 取引先からメールで年始の挨拶が届いた・返信(相手が年賀状を出さない会社)

件名: Re: 新年のご挨拶

コピー用の文面(本文)

〇〇様

 

いつもお世話になっております。株式会社〇〇の山田です。

ご丁寧に新年のご挨拶をいただき、ありがとうございます。

昨年は大変お世話になりました。

本年も変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

なお、弊社は1月4日(月)より通常営業しております。

 

株式会社〇〇 山田 太郎

文例42 取引先から年賀状が届いたが出していなかった・松の内のうちに出す返礼はがき

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹賀新年

早々にご丁寧な年賀状をいただき

誠にありがとうございました

旧年中はひとかたならぬお世話になり

厚く御礼申し上げます

本年も変わらぬお引き立てのほど

よろしくお願い申し上げます

令和九年一月

元日の朝ではないので、日付は「元旦」でなく「一月」にしています。松の内(一般に1月7日まで、関西など一部は1月15日まで)を過ぎたら文例43を使います。

文例43 返礼が松の内を過ぎた(寒中見舞い・取引先)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

寒中お見舞い申し上げます

ご丁寧な年始のご挨拶を頂戴しながら

お返事が遅れましたこと

お詫び申し上げます

旧年中は大変お世話になりました

本年も変わらぬお付き合いのほど

お願い申し上げます

令和九年一月

文例44 異動・担当交代の報告を兼ねる(取引先・担当者個人から)

コピー用の文面(1行が、はがきの1行です)

謹賀新年

旧年中は格別のご厚情を賜り

厚く御礼申し上げます

私こと 昨年十月より

〇〇支店に勤務しております

貴社のご担当は佐藤が引き継いでおります

新しい職場でも精進してまいります

今後とも変わらぬご指導のほど

お願い申し上げます

令和九年 元旦

会社として年賀状をやめるとき(年賀状じまい)

この年賀状じまいの文例は、このページには置いていません。専用のページにまとめています。

  • やめる会社は多い: 東京商工リサーチの調査では、2026年の年賀状を会社の経費で出す企業は36.0%、出さない企業は64.0%でした(6,306社が回答・2025年12月1〜8日。東京商工リサーチ)。2027年の年賀状の調査ではありません。
  • やめる時期と伝え方: 最後の年賀状に書き添える方法と、前年の暮れ(11月〜12月初旬)に挨拶状やはがきで知らせる方法が紹介されています(東京博善・アサヒアート)。どちらが正しいとは決まっていません。
  • 今後の連絡手段を書く: 年賀状をやめたあとの連絡手段(メールなど)を書いておくとよい、と解説されています。

Word で編集して印刷する手順

  1. はがきの Word を開く
    縦書きは「はがき 縦書き」、横書きは「はがき 横書き」を開きます。用紙サイズは、はがき(100×148mm)に設定してあります。
  2. 賀詞・本文を打ち替える
    文例1が入っています。このページの文例をコピーして、行ごとに打ち替えてください。縦書きは右の列から左へ並びます。1行が1列です。
  3. 差出人欄を書き換える
    住所・社名・氏名は「〇〇」の仮の文字です。自社のものに打ち替えます。
  4. 1面に収まるか確かめる
    文が長いと、はがきの下までいっぱいになります。はみ出して2ページ目ができたら、文字を小さくするか、行を減らしてください。
  5. 印刷する
    プリンターの用紙設定を、はがきにして印刷します。宛名面(裏面)は含まれていません。

フォントは游明朝を使っています。このフォントが無いパソコンでは別のフォントに置き換わり、行の長さが変わることがあります。印刷の前に、プレビューで1面に収まっているか確かめてください。

よくある質問

上司に「賀正」と書くのは失礼ですか?
「賀正」「迎春」「新春」のような1〜2文字の賀詞は、敬意を省いた形とされ、目上の相手には避けるとよいと解説されています(郵便局のプリントサービス・nenga.n-pri.jp・All About)。目上・取引先には、「謹賀新年」「恭賀新年」の四文字の賀詞か、「謹んで新年のお慶びを申し上げます」のような文章を使うのが慣習です。ただし、これは慣習であって規則ではありません。賀詞の格付けは解説によって差があるので、「使ったら必ず失礼になる」とまでは言えません。
「去年」と「昨年」はどちらを使いますか?
年賀状では「去」が忌み言葉とされるため、「去年」ではなく「昨年」または「旧年」を使う、と解説されています(nenga.n-pri.jp)。どちらでも差し支えなく、このページの文例は「昨年」「旧年中」に統一しています。
年賀状に句読点は使いますか?
目上の相手への年賀状の挨拶文では、句読点を使わないのが一般的とされています(郵便局のプリントサービス)。祝い事なので「区切り」を避ける意味、などと説明されますが、理由は諸説あります。句読点の代わりに、改行や空白で区切ります。このページのはがきと添え書きの文例は句読点なしです。メールには当てはめず、年賀メールの文例は句読点を使っています。
「新年あけましておめでとうございます」は間違いですか?
「新年」と「明けまして」の意味が重なるので避けたほうがよい、と一般にいわれます(All Aboutの解説)。誤りとまでは言えないという見方もありますが、気にする相手もいるので、「明けましておめでとうございます」か「新年おめでとうございます」のどちらかにするのが無難です。国語辞典や公的機関の記述は確認できていないので、「一般にいわれる」以上には言い切っていません。
「元旦」と「一月一日」は並べて書いてよいですか?
「元旦」は元日の朝のことです(元日の意味でも使われます。コトバンクのデジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)。辞書に「重ねて書くと誤り」とは書かれていませんが、「一月一日 元旦」と並べると意味が重なるので、「令和九年 元旦」とだけ書くのが簡潔です。元日より後に出す返礼などは「令和九年 一月」のように書きます(文例42)。
年賀状の代わりに、メールで新年の挨拶を送ってもよいですか?
メールで新年の挨拶を送る形もあります。年賀メールは「恭賀新年」などで始め、昨年の感謝、本年のお願い、営業開始日を書き、横書きなので算用数字を使う、と解説されています(書き方ボックス)。送る日は、元日に届くよう予約送信する方法と、仕事始めの朝に送る方法があります(文例35と36)。どちらかに決まった作法は確認できていないので、取引先の習慣に合わせてください。
取引先が喪中のときは、年賀状を出さなくてよいですか?
相手が喪中のときは年賀状を出さず、松の内(一般に1月7日まで)が明けてから寒中見舞いを出すのが一般的と解説されています(マイナビエージェント)。松の内の日付には地域差があり、関西など一部では1月15日までです。喪中はがきが届いたら、年内に返信のメールを送る形もあります(文例39)。寒中見舞いの文例は文例40です。
元日に届けるには、いつまでに出せばよいですか?
日本郵便の発表では、2027年(令和9年)用の年賀状の引受開始は2026年12月20日(日)で、元日に届けるための差出の目安は2026年12月27日(日)です。2026年用までは12月15日開始・12月25日の目安だったので、日付が変わっています。12月19日以前に出した年賀状は、年内に配達されます(日本郵便 2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要・2026-08-31)。「元日に届く期限」ではなく「目安」です。
「敬頌新禧」は使ってよいですか?
「敬頌新禧(けいしょうしんき)」を使う例はありますが、国語辞典の見出しには見当たりません(「新禧」は「新年の祝賀」の意味で辞書にあります。コトバンク)。表記も解説によって「敬頌新禧」「恭頌新禧」と分かれています。このページの賀詞の表には入れていません。取引先・目上には「謹賀新年」「恭賀新年」か文章の賀詞が確実です。
会社として年賀状をやめるには、どうすればよいですか?
東京商工リサーチの調査では、2026年の年賀状を会社の経費で出す企業は36.0%、出さない企業は64.0%でした(6,306社が回答・2025年12月1〜8日。東京商工リサーチ)。やめる場合は、最後の年賀状に書き添えるか、前年の暮れに挨拶状やはがきで知らせる方法があり、今後の連絡手段(メールなど)を書いておくのが一般的です。年賀状じまいの文例は専用のページにまとめています。

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参考文献・出典

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