不動産

賃貸契約書 表紙テンプレート

賃貸契約書の表紙テンプレートを無料配布。10デザイン(シンプル/和風/モダン/フォーマル等)・Word/PowerPoint対応・自動差し込み機能付き。製本・契印・割印の押し方、電子契約への移行方法まで完全解説。2026-05-29確認済み。

最終更新: 2026年5月7日 WordPDF 会員登録不要・無料
2026年5月28日 時点の情報
国土交通省 賃貸住宅標準契約書
全て無料・会員登録不要・即ダウンロード
賃貸契約書 表紙テンプレートのテンプレートプレビュー
賃貸契約書 表紙テンプレート(Word / PDF・会員登録不要・無料DL)
このページでわかること(2026-05-29時点の情報)
  • 賃貸契約書の表紙テンプレートを10デザイン・Word/PowerPointで無料ダウンロードできる
  • デザインの選び方(個人オーナー向け/不動産業者向け)・製本・契印・割印の正しい方法がわかる
  • 紙の製本 vs 電子契約の比較と、2022年宅建業法改正(書面電子化解禁)の影響がわかる

賃貸契約書の表紙が必要な場面

契約書に表紙を付けることで見た目の信頼感が増し、書類の管理もしやすくなります。表紙自体に法的義務はなく、 国交省 賃貸住宅標準契約書 にも表紙の規定はありません。実務上の管理しやすさと書類の体裁が主な目的です。

  • 個人オーナーが複数枚の契約書を製本して渡す場合(体裁が整い管理しやすい)
  • 不動産業者として複数の物件を管理する場合(業者名・ロゴを入れて統一感を出す)
  • 高額物件・事業用物件で取引の信頼性を高めたい場合
  • 法人相手の契約で書類の体裁を整えたい場合
  • 外国籍の借主や遠方の契約者に書類を郵送する場合

表紙と契約書本体の役割分担

書類法的効力役割
表紙なし物件名・契約日・当事者を識別するための補助書類
契約書本体あり(双方の署名・押印で成立)賃貸借の権利義務を定める法的文書
重要事項説明書あり(宅建士の記名必須)借主が理解しておくべき物件情報の書面

表紙と契約書本体の製本方法(ステップ別)

契約書本体テンプレートは賃貸契約書テンプレートをご使用ください。

  1. ページの確認と並び順チェック
    表紙→本体(1条〜末尾)→特約欄→署名欄の順に並べ、ページが抜けていないことを確認します
  2. ホッチキスで左端を止める
    左端から約5〜7mmの位置に2〜3箇所ホッチキスを打ちます
  3. 製本テープを左端に貼る
    幅35mm程度の製本テープを左端に貼り、冊子状に仕上げます
  4. 契印を押す
    製本後、各ページの境目(のど部分)に貸主・借主双方の印鑑をまたがるように押します。これが「契印」です
  5. 2通作成して割印を押す
    2通(貸主用・借主用)を作成します。2通を少しずらして重ね、境目に印鑑をまたがるように押します。これが「割印」です

製本テープの選び方

項目推奨・詳細
テープ幅A4判には幅35mm程度が適切
テープの色黒・紺・茶が無難(派手な色は避ける)
素材糊付き布テープが剥がれにくくおすすめ
貼り方表紙側から折り返して裏表紙まで貼る
購入先ホームセンター・文具店・Amazon・ダイソー(一部店舗)

製本前のチェックリスト(7項目)

  • 物件名・契約日・貸主借主名のスペルミス・旧住所がないことを確認
  • 本体ページ数と表紙の内容が一致しているか確認
  • 契約書本体の必須記載事項が全て含まれているか( 民法601条以下(賃貸借規定) 参照)
  • 印紙税 の貼付を確認(住宅賃貸借は原則200円・月額1万円未満は非課税)
  • 2部作成し、貸主・借主それぞれが1部を保管できる体制を確認
  • 製本テープの色(黒・紺・茶が無難・派手な色は避ける)
  • 契印・割印の位置と担当者を双方で事前合意

押印の種類と使い分け

押印の種類目的位置必要性
署名欄への押印契約への同意・当事者確認署名欄(最終ページ)必須(認印でも可)
契印複数ページの連続性証明・抜き取り防止各ページのど(境目)推奨(製本している場合は省略可)
割印2通の契約書が同一内容であることを証明2通をずらして重ねた境目推奨(同一内容保証)
訂正印誤記の修正証明二重線で消した箇所の上部訂正箇所に必須

表紙デザインの選び方

デザイン向いているケース印象
シンプル個人オーナー・一般的な賃貸契約清潔感・誠実
フォーマル法人契約・事業用物件・高額物件信頼感・プロフェッショナル
和風古民家・和室物件・伝統的な町屋趣・温かみ
モダン新築マンション・デザイナーズ・高級物件洗練・先進性
ロゴ枠付き不動産業者・管理会社・宅建業者ブランド感・統一感
モノクロ印刷コスト重視・モノクロプリンターシンプル・コスト効率

表紙に必ず記入する情報

  • 書類タイトル:「賃貸借契約書」と明確に記載(「契約書」だけでは種類不明)
  • 物件名・所在地:住所または建物名(部屋番号まで)
  • 契約期間:「令和◯年◯月◯日〜令和◯年◯月◯日」の形式
  • 貸主・借主の氏名:法人の場合は会社名+代表者名
  • 契約日:署名日と同日にするのが原則
  • 管理会社名・担当者名(仲介・管理会社がある場合)

Word差し込み機能(自動入力)の使い方

Word版テンプレートは差し込みフィールドを設定しており、物件名・契約日・貸主名などを一度入力するだけで表紙に自動反映されます。複数物件を管理するオーナーや不動産業者に便利な機能です。

  1. 「差し込み文書」タブ→「フィールドの挿入」からフィールド一覧を確認する
  2. 「差し込み印刷ウィザード」でExcelのリストと連動させる(複数物件管理に便利)
  3. 「プレビュー結果」でレイアウトを確認してから印刷する

紙の製本 vs 電子契約の完全比較

近年は電子契約サービスの普及により、賃貸契約も電子化が進んでいます。 宅建業法 の2022年5月18日施行の改正でIT重説と書面の電子交付が解禁されました( 国交省 書面電子化 )。宅建士の押印も廃止され、記名のみで足りるようになっています。

比較項目紙の製本契約電子契約(クラウドサイン等)
表紙の必要性製本見栄えのため推奨PDF1ページ目で代替(表紙は任意)
製本作業時間1契約あたり10〜30分数分(PDF生成・送信のみ)
契印・割印必要(各ページのど部分)不要(電子署名が代替)
印紙税 国税庁 印紙税 (200円〜)が必要不要(電子契約は印紙税対象外)
郵送費必要(書留・特定記録等)不要
原本の保管物理的に原本5年保管が必要クラウド保管・改ざん防止で効率的
署名・押印実印・認印(宅建士は記名のみでも可)電子署名・タイムスタンプ
適したケース個人オーナー直接・年配の借主・IT不慣れな当事者不動産業者・法人契約・遠方の取引
導入コスト製本テープ・ホッチキス代のみ月額¥5,000〜(クラウドサイン等)

電子契約サービスを選ぶ際のポイント

  • 法的有効性の確認:電子署名法・宅建業法の要件を満たしているか
  • 宅建士の記名機能:重要事項説明書への電子記名が可能なサービスか
  • タイムスタンプ:いつ署名されたかを証明するタイムスタンプ付与があるか
  • 管理機能:複数物件・複数契約を一元管理できるか
  • 料金:月額固定か送信件数課金か(管理物件数に応じて選ぶ)

印紙税の正しい扱い

住宅賃貸借の印紙税判定

契約の種類印紙税の有無金額
住宅の賃貸借契約(月額1万円以上)必要200円
住宅の賃貸借契約(月額が1万円未満)非課税不要
住宅の賃貸借契約(月額記載なし)必要200円
電子契約(電磁的記録)不要0円
  • 印紙税は2通作成した場合は2通分それぞれに必要です(合計400円)
  • 印紙は郵便局・コンビニ・税務署で購入できます
  • 印紙税を貼らなかった場合、過怠税(印紙税額の3倍)が課される場合があります

不動産業者・管理会社向けの表紙運用ガイド

複数物件の表紙を統一する方法

  1. Word差し込み印刷:Excelで物件リストを作成し、差し込み印刷で表紙を一括生成する
  2. 命名規則の統一:ファイル名を「物件名_契約者名_契約日.pdf」で統一する
  3. 電子契約システムの活用:クラウドサイン・DocuSign等で統一テンプレートを設定し、物件情報を入力するだけで表紙が自動生成される

宅建業者が表紙を使う場合の必須事項

  • 宅建業者の免許番号:「国土交通大臣(○)第○○○○号」または「○○県知事(○)第○○○○号」を表紙に明記
  • 宅地建物取引士の氏名:重要事項説明書と一体で管理するため、担当宅建士名も記入
  • 重要事項説明書との一体管理:契約書と重説書は必ずセットで保管・交付する

賃貸契約後の引越し費用を節約する

契約書が完成したら次は引越し手配です。引越し一括見積もりサービスを使うと複数社を比較でき、費用を大幅に抑えられます。繁忙期(3〜4月)は早めの予約がおすすめです。

引越し業者を一括比較する →

賃貸契約書の内容に不安があれば弁護士に確認する

特約欄の記載内容・原状回復の範囲・違約金条項など、契約書の内容が適切かどうか弁護士に確認してもらうと安心です。特に高額物件・長期契約・事業用物件では事前確認がトラブル防止に効果的です。

弁護士に無料相談する →

関連テンプレート

表紙だけでは契約書として無効では?
はい、表紙だけでは契約書として成立しません。表紙は契約書本体(条文・署名・押印を含む)と合わせて使うものです。必ず契約書本体(賃貸契約書テンプレート)と組み合わせてご使用ください。表紙は法的な効力を持たず、管理・識別のための補助書類です。
表紙に会社ロゴを入れる方法は?
Word版ではヘッダー部分に画像として挿入できます。「挿入」→「画像」→「このデバイスから」でロゴ画像ファイルを選択し、適切なサイズに調整してください。PowerPoint版では任意の位置に画像を挿入・サイズ調整できます。ロゴは透過PNG形式を使うと背景と馴染みやすくなります。
A4以外(B5・A3)のサイズに対応していますか?
テンプレートはA4サイズ標準ですが、Wordの「レイアウト」→「サイズ」からB5・A3等に変更できます。サイズ変更後はフォントサイズ・余白・画像の配置を微調整する必要があります。
割印と契印の違いは?
割印は2通以上の契約書が同一内容であることを証明するために、2通をずらして重ねて境目に押す印鑑です。契印は複数ページの契約書が連続していることを証明するために各ページの境目(のど部分)に押す印鑑です。賃貸契約書では通常、製本後にページのど部分に契印を押します。
製本テープはどこで買えますか?
ホームセンター・文具店・Amazon等で購入できます。A4契約書の製本には「カバーテープ」「製本テープ」(幅35mm程度)が一般的です。100円ショップ(ダイソー・セリア)でも取り扱いがある場合があります。色は黒・紺・茶が無難です。
電子契約サービスを使う場合は表紙が不要?
クラウドサイン・GMOサインなどの電子契約サービスでは表紙の重要性が下がります。PDF全体に電子署名・タイムスタンプが付与されるため、紙の製本・割印・契印は不要です。宅建業法は2022年5月18日施行の改正で書面の電子交付が可能になりました。
表紙に印鑑(社印・代表者印)の押印は必要?
表紙への押印は不要が原則です。押印は契約書本体の署名欄に行います。法人の場合は代表者印(角印)を社名の右に押します。表紙は装飾・管理目的のため押印は省略しますが、製本後に表紙と本文の境目に契印を押す場合があります。
表紙のデザインで契約の印象は変わる?
第一印象は取引相手への信頼感に影響します。個人オーナーや中小不動産業者では、シンプルで読みやすい表紙が信頼感を与えます。デザイン過剰(派手な色・過剰な装飾)は素人感を生むため避けてください。法人契約・高額物件では「フォーマル」または「ロゴ枠付き」を選び、社名・住所を明記することで取引の信頼性を高められます。

参考文献・出典

本ページの内容は以下の公的情報源に基づき作成しています(2026-05-29 確認時点)。