家計簿

家計簿 Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートの家計簿テンプレを無料配布。スマホ・PC両対応・家族共有可能・GASスクリプト入りでメール自動取り込み・LINE通知連携。QUERY・GOOGLEFINANCE・IMPORTRANGE関数活用法・夫婦共有の実践設定・副業経費管理・投資シート連動まで完全ガイド。

最終更新: 2026年5月7日 Google 会員登録不要・無料
2026年5月28日 時点の情報
政府広報オンライン 家計改善のヒント
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家計簿 Googleスプレッドシートのテンプレートプレビュー
家計簿 Googleスプレッドシート(Google・会員登録不要・無料DL)
このページでわかること
  • Googleスプレッドシート家計簿テンプレートを無料でコピーして使える(スマホ・PC両対応・家族共有可能)
  • 夫婦・家族での共有設定方法・権限管理・GASスクリプトで自動化する方法がわかる
  • QUERY・GOOGLEFINANCE・IMPORTRANGE等スプシ特有の強力関数の使い方がわかる
  • 副業経費管理・CSV出力・確定申告ソフトとの連携方法がわかる
  • 投資シートとGOOGLEFINANCEを組み合わせた「家計+資産管理の一体化」方法がわかる

Googleスプレッドシート家計簿の利点

利点詳細
端末を選ばないスマホ・タブレット・PCどこからでも同じファイルにアクセスできる
家族でリアルタイム共有共有リンクを送るだけで複数人が同時に閲覧・編集できる
自動バックアップGoogleドライブに自動保存されるためPC故障・紛失でデータが消えない
無料で使えるGoogleアカウントがあれば追加費用なし(15GBまで無料)
Excelとほぼ互換SUMIFS・条件付き書式・グラフなどExcelの主要機能に対応
GASで自動化できるGoogle Apps Scriptで定期実行・通知・データ取り込みを自動化できる

スプシ特有の関数活用(Excelにない強力機能)

Googleスプレッドシートには、Excelにない強力な関数が複数あります。これらを使いこなすことで「自動取得・自動集計・自動連携」を実現でき、家計簿アプリ並みの自動化が可能になります。 政府広報オンライン が推奨する「収支の見える化」を、最小工数で実現する手段です。

QUERY関数(SQL風データ抽出)

Excelにない最強関数。SQLライクな構文で複雑なデータ抽出が1行で書けます。

用途数式例結果
カテゴリ別集計=QUERY(A:E,"SELECT C,SUM(D) WHERE D>0 GROUP BY C")カテゴリごとの合計金額一覧
月別ランキング=QUERY(A:E,"SELECT C,SUM(D) GROUP BY C ORDER BY SUM(D) DESC LIMIT 5")支出TOP5カテゴリ
食費のみ抽出=QUERY(A:E,"SELECT * WHERE C='食費'")食費の全行を別シートに自動コピー
月内支出=QUERY(A:E,"SELECT * WHERE B>=date '2026-05-01' AND B<=date '2026-05-31'")5月分のみ抽出

GOOGLEFINANCE関数(投資管理連携)

株価・為替レートをリアルタイムで取得できる関数。家計簿に投資シートを追加して資産推移を自動計算できます。 金融庁 NISA特設サイト が推奨する新NISA・iDeCoの資産残高を自動更新するシートを作れます。

用途数式例結果
米ドル円レート=GOOGLEFINANCE("CURRENCY:USDJPY")現在の為替レートを自動取得
SBI証券の株価=GOOGLEFINANCE("TYO:8473")東証コードで株価取得
S&P500ETF=GOOGLEFINANCE("VOO","price")米国株ETFの現在価格
過去30日推移=GOOGLEFINANCE("VOO","close",TODAY()-30,TODAY())30日間の推移グラフ用データ

IMPORTRANGE関数(別ファイル参照)

別のスプレッドシートからデータを取り込める関数。夫婦で別々のファイルで管理し、サマリーシートに統合する使い方が可能です。

用途数式例
別ファイル参照=IMPORTRANGE("スプシURL","シート1!A:E")
夫婦合算夫ファイルと妻ファイルをそれぞれIMPORTRANGEし、SUMで合算
子どもお小遣い子ども用ファイルから親ファイルへ閲覧専用参照

その他の便利関数

  • =SPARKLINE(範囲): セル内ミニグラフ表示(カテゴリ別月次推移を一覧化)
  • =ARRAYFORMULA(範囲*範囲): 配列処理を1セルで(行追加で自動拡張)
  • =IMAGE(URL): レシート画像をセル内表示(外出先でカメラ撮影→URL貼付)
  • =GOOGLETRANSLATE(セル,"en","ja"): 海外送金やAmazon輸入の英語明細を自動翻訳

自動計算式の組み立て例(実用パターン)

テンプレートには以下の自動計算式が組み込み済みです。これらを参考に自分専用の計算式も追加できます。

計算したいこと使う関数
月の食費合計SUMIFS=SUMIFS(D:D,C:C,"食費",B:B,">="&DATE(2026,5,1),B:B,"<="&DATE(2026,5,31))
カテゴリ別平均AVERAGEIFS=AVERAGEIFS(D:D,C:C,"食費")
外食の回数COUNTIFS=COUNTIFS(C:C,"外食")
残予算シンプル算術=予算セル-SUMIFS関数
達成率パーセント表示=支出/予算 + 書式設定で%表示
残日数EOMONTH-TODAY=EOMONTH(TODAY(),0)-TODAY()

共有設定の方法と夫婦・家族での実践的な運用方法

編集権限と閲覧権限の使い分け

共有権限できること向いている用途
編集者セルの入力・変更・シートの追加夫婦共同編集・家族全員が入力する場合
コメントのみコメントの追加・閲覧上司・家族が確認だけしたい場合
閲覧者閲覧のみ(変更不可)親・子どもに収支を見せたいだけの場合

夫婦共有の設定手順

  1. スプレッドシートを開いて右上の「共有」ボタンをクリック
  2. パートナーのGmailアドレスを入力して「編集者」を選択
  3. 「送信」をクリックするとパートナーにメール通知が届く
  4. パートナーはリンクをクリックしてファイルを開けばすぐ使える

夫婦共有家計簿の実践的な運用方法

夫婦・カップルでGoogleスプシ家計簿を使う場合、ルール設計が継続の鍵です。 日本銀行 家計の金融行動世論調査 でも、家計管理を「夫婦で共有している」世帯ほど貯蓄率が高い傾向があります。

運用パターン向いている夫婦スタイルスプシでの設定方法
共同口座制(折半入金)収入が近い・家計の透明性を重視「収入シート」に夫・妻の入金を別行で記録。合計=共同口座残高
比率分担制(収入比で割り振り)収入差がある・公平感を重視収入比率をセルに入力→生活費の分担額をARRAYFORMULAで自動計算
担当者制(固定費は夫・変動費は妻等)役割分担が明確・それぞれが把握したい「担当者」列を追加→SUMIFS関数で夫婦別の支出合計を自動集計
個人管理+サマリー統合プライバシーを保ちつつ合算確認したい個人ファイル×2→IMPORTRANGEで統合サマリーシートに自動表示

子どものお小遣い管理シートを追加する

  • 同じファイルにシートを追加し「お小遣い帳」シートを作成
  • 子どものGoogleアカウントにも共有してスマホで入力させる
  • 親は「閲覧専用」で子どもの収支を確認できる設定にする
  • 月末に親子で振り返る「お金の学習」にも活用できる

GASスクリプトでさらに自動化(中級者向け)

Google Apps Script(GAS)を使うと、スプレッドシートの操作を自動化できます。プログラミング未経験でもコピー&ペーストで動かせるスクリプトを同梱しています。

同梱のGASスクリプト一覧

スクリプト名機能難易度
月末サマリー自動作成月末日に今月の収支サマリーをメールで自動送信初級(コピペで動く)
LINE月末通知月末に「今月の支出合計」をLINEに自動通知初級(LINE Notifyと連携)
レシートメール自動取り込みAmazonや楽天からの領収書メールを解析してスプシに自動入力中級(GmailとGAS連携)
予算超過アラート各カテゴリが予算の80%を超えたらメール・LINEで通知中級

GASの設定手順(月末通知の例)

  1. スプレッドシートのメニューから「拡張機能」→「Apps Script」を開く
  2. テンプレート同梱の `monthly_report.gs` のコードをコピーして貼り付け
  3. 「保存」→「実行」→Googleアカウントの権限を承認
  4. 「トリガー」から「月末日の朝8時に実行」を設定して完了

副業・フリーランスの経費管理にスプシを活用する

国税庁 副業の確定申告 によると、給与以外の副業収入が年間20万円を超えると確定申告が必要です。Googleスプシは「副業収入管理→経費集計→CSV出力→確定申告ソフト連携」のワークフローを無料で構築できます。

副業経費管理シートの作り方

  1. 通常の家計簿シートとは別に「副業収支」シートを追加する
  2. 記録項目:日付・取引先・内容・収入・経費・カテゴリ(通信費/交通費/消耗品等)を設定する
  3. 月末にQUERY関数でカテゴリ別経費を自動集計する
  4. 年末に「副業収入合計 - 副業経費合計 = 事業所得」を自動計算する数式を作る
  5. 「ファイル」→「ダウンロード」→「CSV形式」で出力し、freee/マネーフォワードに読み込む

按分計算をスプシで自動化する方法

スマホ・ネット・家賃の一部は副業用途があるため、適切な割合で経費按分が必要です。スプシなら一度設定すれば毎月自動計算されます。

経費種別按分の例スプシでの計算式
通信費(スマホ・ネット)副業利用30%=通信費合計セル * 0.3
家賃(自宅兼事務所)仕事スペース面積/床面積 × 使用時間比=家賃 * (面積比 * 時間比)
光熱費(電気・ガス)業務時間/総時間 × 時間比=光熱費 * (業務時間/24)

スプシ家計簿と投資シートの連動(家計+資産の一体管理)

スプシ家計簿の最大の強みは、GOOGLEFINANCE関数を使った「投資資産の自動更新」との連動です。 金融庁 NISA特設サイト が推奨する新NISA・iDeCoの投資商品を「投資シート」に登録すれば、家計と投資資産を1ファイルで一体管理できます。

新NISA・iDeCo管理シートの作り方

管理項目列設定使う関数
積立商品名A列(例:eMAXIS Slim 全世界株式)テキスト入力
ティッカー/コードB列(例:2559・VOO等)テキスト入力
現在価格(自動更新)C列=GOOGLEFINANCE(B2,"price")
保有口数D列(月次更新)手入力
評価額(自動計算)E列=C2*D2
取得価額合計F列手入力(積立額の累積)
含み損益G列=E2-F2
損益率H列=(E2-F2)/F2(%表示)

全国平均支出との自動比較シートの作り方

総務省統計局 家計調査年報2024年 の費目別平均(2024年平均:二人以上世帯月300,243円)をスプシの「比較シート」に入力し、自分の実績と自動比較できます。

列設定内容
A列: カテゴリ名食費・住居費・光熱費・交通通信費・保健医療・教養娯楽等
B列: 全国平均(目安)家計調査データを手入力(更新は年1回)
C列: 自分の月次実績=SUMIFS(家計シートD:D,家計シートC:C,A2)
D列: 差額(+が超過)=C2-B2
E列: 過不足の評価=IF(D2>0,"超過","範囲内")
F列: スパークライン=SPARKLINE(過去3ヶ月の実績範囲)

スプシvs Excel vs アプリ 比較

家計簿の3大デジタル手段(スプシ・Excel・アプリ)の使い分け早見表です。

比較項目GoogleスプシExcelアプリ
家族共有★★★★★(リンク共有で即可)★★(OneDrive経由)★★★★(家族モード)
スマホ操作★★★★(専用アプリ)★★(PC前提)★★★★★(スマホ最適)
自動連携★★(GASで一部)★(手動)★★★★★(口座自動)
関数の自由度★★★★★(QUERY等強力)★★★★(マクロ可)★(限定)
無料度★★★★★(完全無料)★★★(要Office)★★★★(無料版あり)
長期保存★★★★★(Google保管)★★★★(PC依存)★★★(無料は1年制限)

スプシよりも自動化したい場合の家計簿アプリ

GASの設定が複雑に感じる場合や、口座・カードの自動連携が必要な場合は家計簿アプリが最適です。

比較項目Googleスプレッドシート+GAS家計簿アプリ(有料版)
口座自動連携なし(GASでのメール取り込みは一部対応)1,000以上の金融機関に対応
自動化設定の手間GASの設定が必要(初回1〜2時間)口座を登録するだけ(5〜10分)
月額費用無料300〜500円/月
カスタマイズ性自由(スクリプト・シート設計を変更可)アプリ仕様に依存

関連サービス・SaaS比較

スプシ家計簿を補完・発展させる関連サービスをまとめました。家計簿アプリは無料から始められます。

設定なしで今日から自動管理を始める

家計簿アプリ(マネーフォワードME・Zaim)は口座・カードを登録するだけで自動記録が始まります。GASの設定不要で、スプシより簡単に自動化できます。

家計簿アプリを比較する →

副業収入の確定申告を楽にする

スプシのCSV出力とクラウド会計ソフト(freee・マネーフォワードクラウド)を組み合わせると、確定申告書が自動作成されe-Taxで即送信できます。副業収入が年20万円を超えた方はぜひ。

確定申告ソフトを比較する →

関連テンプレート

Googleアカウントがなくても使える?
テンプレートのダウンロード(PDF・Excelファイル)はGoogleアカウントなしで可能です。ただしGoogleスプレッドシートで開いて使う場合はGoogleアカウントが必要です。Googleアカウントは無料で作成でき、Gmailと同時に取得できます。アカウント作成後はGoogleドライブでファイルを管理できるようになります。
スマホで快適に入力できる?
はい、GoogleスプレッドシートアプリはiOS・Androidに対応しており、スマホでの入力に最適化されています。セルタップ→数字入力→次のセルへ移動という操作がスムーズです。PCより入力できる情報量は少なくなりますが、外出先でのその場記録にはスマホが最適です。帰宅後にPCで月末集計・グラフ確認という使い分けがおすすめです。
GASスクリプトは難しい?
コピー&ペーストするだけで動くスクリプトをテンプレートに同梱しています。プログラミング知識は不要です。スクリプトエディタを開いてコードを貼り付け→保存→承認するだけで動作します。詳しい手順書(画像付き)もダウンロードファイルに含まれています。
ExcelファイルをGoogleスプレッドシートに変換するには?
GoogleドライブにExcelファイル(.xlsx)をアップロードして「Googleスプレッドシートで開く」を選択するだけで変換できます。Googleドライブを開く→「新規」→「ファイルのアップロード」でExcelファイルを選択→アップロード後にファイルを右クリック→「アプリで開く」→「Googleスプレッドシート」を選択すると変換されます。変換後はGoogleアカウントの15GB内に保存されます。
家計簿データをCSVで出力できる?
はい、「ファイル」→「ダウンロード」→「カンマ区切り形式(.csv)」から出力できます。CSV出力したデータはfreee・マネーフォワード確定申告・Excel等に取り込めます。副業の経費をスプシで管理→CSVで出力→確定申告ソフトに読み込む、という流れで経費管理を効率化できます。なお、複数シートがある場合は現在表示しているシートのみがCSV出力されます。
スプレッドシート特有の関数(Excelにないもの)は?
QUERY関数・GOOGLEFINANCE関数・IMPORTRANGE関数の3つが特に強力です。QUERYはSQL風の構文でデータ抽出(例: =QUERY(A:E,"SELECT B,SUM(D) WHERE C='食費' GROUP BY B"))。GOOGLEFINANCEは投資シートに「現在の株価」を自動取得(例: =GOOGLEFINANCE("CURRENCY:USDJPY"))。IMPORTRANGEは別シートのデータを参照(夫婦が別ファイルで管理し、サマリーシートに統合可能)。これらはGoogleスプシ特有でExcelでは使えません。
自動計算式が動かない場合の対処法は?
シート設定の「再計算」をチェックしてください。「ファイル」→「設定」→「計算」→「再計算」を「変更時および毎時」に変更。NOW関数・TODAY関数を使う場合は必須設定です。それでも動かない場合は数式の参照範囲を確認(行追加で範囲がズレた可能性)。エラー値(#REF!・#NAME?)が表示された場合は、Excelからインポートした関数名がスプシで非対応の可能性があるため「関数のヘルプ」で代替関数を検索してください。
スプレッドシートのデータは安全?バックアップは?
Googleドライブに自動保存・バージョン履歴も自動取得されるため非常に安全です。「ファイル」→「変更履歴を表示」で過去の編集状態に巻き戻せます(誤って削除しても復旧可)。さらにバックアップを強化したい場合は、月1回「ファイル」→「ダウンロード」→「Excel(.xlsx)」で外部保存推奨。プライバシーは2段階認証必須・共有設定は「特定のメアド指定」のみ(「リンクを知っている全員」は使わない)が鉄則です。
副業収入の経費管理にスプシを使う方法は?
副業専用の「経費シート」をスプシに追加して、収入・経費を月別に記録するのが最も効率的です。によると副業収入が年20万円を超えると確定申告が必要です。スプシなら通信費・交通費・ツール代をカテゴリ別に集計し、年末にCSV出力→会計ソフトに読み込みというワークフローが組めます。Googleフォームと連携すると外出先のスマホからも経費入力が簡単です。
スプシと家計簿アプリはどちらが使いやすい?
カスタマイズ重視ならスプシ、自動連携重視ならアプリが最適です。スプシは完全無料・QUERY等の強力な関数・GASで自動化可能・データの完全コントロールが可能。家計簿アプリは口座・カードの自動取得で入力ほぼゼロ・スマホ操作が直感的・月次レポートが自動生成。どちらが「続きやすいか」は個人差が大きいため、1ヶ月ずつ試してみることをおすすめします。
世帯の平均支出と自分のスプシデータを比較する方法は?
の費目別平均支出をスプシの別シートに入力し、ARRAYFORMULA・QUERYで自動比較できます。二人以上世帯の月平均消費支出は2024年平均で300,243円(前年比+2.1%)。食費・住居費・光熱費などカテゴリ別に「全国平均」列と「自分実績」列を並べると、差額がひとめでわかります。スパークラインを追加すれば1行でトレンドグラフも表示できます。

参考文献・出典

本ページの内容は以下の公的情報源に基づき作成しています(2026-05-29 確認時点)。