ビジネス文書

議事録テンプレート

議事録テンプレートを完全無料・会員登録不要でダウンロード。標準・アジェンダ型・1on1・ブレストの4パターン同梱。Word/Excel/Googleドキュメント/印刷用PDFと記入例PDFを完備、AI議事録ツール連携ガイド付き。

最終更新: 2026年5月5日 WordExcelPDF 会員登録不要・無料
2026年5月11日 時点の情報
会社法(株主総会議事録)e-Gov法令検索
全て無料・会員登録不要・即ダウンロード

記入例・書き方サンプル (記入済みのサンプルPDF)

議事録テンプレートのプレビュー
標準・アジェンダ型・1on1・ブレストの4パターン同梱

議事録の役割

議事録は単なる「メモ」ではありません。会議での決定事項・アクションアイテム・責任者を記録し、参加者・不参加者が後から確認できる公式な記録です。特に株主総会・取締役会の議事録は 会社法318条・369条 で作成・保存が義務付けられた法定書類でもあります。

  • 業務効率化: 「あの会議で決まったこと」を毎回口頭で共有する手間がなくなります
  • 意思決定の記録: 誰が・何を・なぜ決めたかを残すことで、後から経緯を追えます
  • 後追い確認: 欠席者・後から参加したメンバーが内容を把握できます
  • 「言った言わない」の防止: 決定事項と担当者を明文化することで、認識齟齬を防ぎます
  • 法令遵守・組織防衛: 法定議事録は登記申請・株主代表訴訟・税務調査の重要証拠

議事録の書き方ガイド

議事録の種類

議事録は会議の性質によって「法定議事録」と「社内議事録」に大別されます。それぞれ作成義務・保存期間・記載事項が異なるため、最初に種類を判別することが重要です。

種類 法定義務 記載事項 保存期間
株主総会議事録 会社法318条・施行規則72条 開催日時/場所/議事/結果/出席役員等 本店10年・支店5年
取締役会議事録 会社法369条3項・371条 議事の経過/結果/出席取締役の署名押印 本店10年
社内会議議事録 法的義務なし(社内規程による) 5W2H・決定事項・ToDo 3〜5年が一般的
1on1議事録 法的義務なし 業務進捗・キャリア・課題・次回までのアクション 評価期間中(半期〜1年)

議事録の必須項目(会社法準拠)

株主総会・取締役会議事録は 会社法施行規則72条・101条 で記載事項が定められています。これを欠くと法的効力を持たず、登記申請でも受理されません。

項目 株主総会議事録(施行規則72条) 取締役会議事録(施行規則101条)
開催日時・場所 必須 必須
議事の経過の要領 必須 必須
議事の結果 必須(議案ごとの賛否・可決/否決) 必須(決議事項・賛否)
出席役員氏名 取締役・監査役・会計参与 取締役・監査役(出席義務あり)
議長氏名 必須 必須
署名・記名押印 法定義務なし(実務上は慣行) 必須(出席取締役・出席監査役全員)
議事録作成者 必須 必須

議事録作成の3原則

議事録は「事実」「決定事項」「ToDo」を明確に分離することで、後から読み返したときの活用度が大きく変わります。

  • 事実(議論の経過): 誰が何を発言したか・どんな論点が出たかを客観的に記録。主観的評価や感情的表現は入れない
  • 決定事項: 「何が決まったか」を端的に1行ずつ。曖昧表現(前向きに検討、おおむね合意 等)は避ける
  • ToDo(次のアクション): 「誰が・何を・いつまでに」の3点セットで記載。担当者と期限が抜けたToDoは形骸化する

5W2Hで漏れなく記録

議事録に記載すべき情報は 5W2H の枠組みで整理できます。

要素 記載内容 記入例
When(いつ) 会議の日時・開始・終了時刻 2026年5月12日 14:00〜15:00
Where(どこで) 会場・オンライン(URL) 第2会議室 / Zoom
Who(誰が) 出席者・欠席者・書記担当 出席: 田中・鈴木・山田 欠席: 佐藤
What(何を) 議題・決定事項 Q2販売戦略の方向性決定
Why(なぜ) 会議の背景・目的 Q1実績を踏まえた施策見直し
How(どのように) 議事の概要・検討内容 3案を比較検討し、案Bを採用
How much(いくらで) 必要なら予算・工数・期間 予算50万円以内・6月末完了目標

特に重要なのが決定事項を明確に記録することです。「次のアクション / 担当者 / 期限」の3点セットで書くと、後から読み返したときに何をすべきかが一目でわかります。

効率的な議事録作成のコツ

議事録作成を効率化するには、「記録する」より「整理する」に時間を使う発想が鍵です。下書きはAI・テンプレに任せ、人間は構造化と確認に集中します。

  • リアルタイム入力: 会議中に決定事項・ToDoを直接タイピング。終了時には9割完成している状態を目指す
  • テンプレ活用: 議題・決定事項・ToDoの3ブロックを事前にテンプレ化。空欄を埋める発想で高速化
  • AI議事録ツール: Notta・toruno・スマート書記等で音声→文字起こし→要約まで自動化(後述)
  • 当日中の共有: 議事録は会議当日中に参加者・関係者へ共有。記憶が新しいうちにレビュー・補正してもらう
  • ToDoはタスク管理ツールへ転記: 議事録に書きっぱなしにせず、Notion・Asana・Backlog等の担当者タスクへ即転記

議事録の保存期間

議事録の保存期間は会議の種類によって異なります。 会社法318条・371条 による法定保存期間は厳守必須です。

  • 株主総会議事録: 本店10年・支店5年(会社法318条)
  • 取締役会議事録: 本店10年(会社法371条)
  • 監査役会議事録: 本店10年(会社法394条)
  • 社内会議議事録: 法的義務なし。3〜5年保管が一般的(社内規程に従う)
  • 1on1議事録: 評価期間中(半期〜1年)+ 人事査定後1年程度の保管が無難

電子保存は会社法施行規則72条4項・101条4項により明示的に認められています。改ざん防止措置(タイムスタンプ・電子署名)と検索性の確保が推奨されます。

議事録の4パターン使い分け

会議の性質によって最適な議事録フォーマットが異なります。本テンプレートには4つのパターンを同梱しています。

パターン 向いている会議 特徴
標準 通常の社内会議・週次定例 議題・決定事項・次のアクションをシンプルに記録。最も汎用的
アジェンダ型 取締役会・複雑な意思決定会議 議題ごとに発言内容を記録。誰が何を発言したかを詳細に残す
1on1 上司部下の面談・キャリア面談 業務進捗+個人の話題を分けて記録。双方が参照できる構成
ブレスト アイデア出し・企画立案会議 評価せずアイデアを自由記述。後からグルーピング・絞り込みしやすい

AI議事録ツールで自動化する方法

テンプレートを使った手書き記録が議事録の基本ですが、AI議事録ツールを活用することで記録業務を大幅に効率化できます。

AI議事録ツールでできること

  • 会議の音声をリアルタイムで文字起こし
  • 話者を識別して「誰が何を言ったか」を自動記録
  • 会議後に要約・決定事項・タスクを自動抽出
  • Zoom・Microsoft Teams・Google Meet と連携して自動録音

主要AI議事録ツール比較

ツール 日本語対応 Zoom/Teams連携 料金目安 特徴
Notta 対応 対応 月額¥1,000〜 話者識別・要約・タスク抽出まで全自動。14日間無料トライアルあり
Otter.ai 英語メイン 対応 月額$10〜 英語会議に強い。日本語は精度が下がる場合あり
toruno 対応 対応 月額¥880〜 リコー提供。日本語特化・議事録の承認フロー付き
スマート書記 対応 対応 要問い合わせ 企業向け・セキュリティ重視の法人プラン

議事録作成、会議中から自動完成に変わります

PR

AI議事録ツール Notta なら、会議の音声から自動で議事録を生成。話者識別・要約・タスク抽出まで全自動。手書きメモから解放されます。

  • 月額¥1,000〜(個人プラン)
  • Zoom・Teams・Google Meet 連携
  • 話者識別・自動要約・タスク抽出
  • 14日間無料トライアルあり
Nottaを14日無料で試す

Notionで議事録を蓄積・共有する

議事録は作って終わりではなく、蓄積して検索できる状態にすることで本来の価値が発揮されます。Notionはチームでの議事録管理に適したツールです。

Notionで議事録を管理するメリット

  • 全文検索: 「あの案件の会議」を瞬時に検索できます
  • テンプレート再利用: 毎週の定例会議テンプレートをボタン1つで複製
  • チーム共有: 参加者・不参加者・後から参加したメンバーが同じページを閲覧
  • タグ管理: プロジェクト・部署・会議種別でフィルタリング
  • 外部連携: Slack・Google Drive・GitHub と連携してタスク管理を一元化

Word/Excelでテンプレートを快適に編集するには

本サイトのWordテンプレートはMicrosoft 365(最新版Word)での利用を推奨しています。旧バージョンのWordでは一部レイアウトが崩れる場合があります。

  • Microsoft 365 では共同編集・OneDrive自動保存・Teams連携が使えます
  • ExcelテンプレートもMicrosoft 365で開くと数式・条件付き書式が正常に動作します
  • 個人プランは月額¥1,490〜。Word・Excel・PowerPoint・OneDrive 1TB・Teams ビデオ会議が一括利用できます

よくある質問

議事録は誰が作成すべきですか?
明確なルールはありませんが、書記担当を事前に決めておくことが重要です。参加者が持ち回りで担当するケース、事務局スタッフが固定担当するケース、ファシリテーターが作成するケースなど、組織によって異なります。担当者は会議中に発言しながら記録することが難しいため、なるべく議論への参加が少ない人が適任です。AI議事録ツールを導入すれば、全員が議論に集中しながら自動で記録できます。
株主総会議事録は誰が作成する?
会社法施行規則72条により、株主総会議事録は議長または取締役(実務上は議長または事務局)が作成します。法定事項(開催日時・場所・議事の経過および結果・出席役員等)の記載が必須で、本店に10年・支店に5年の保存義務があります(会社法318条)。一般的には総務部・経営企画部・法務部が事務局として作成し、議長と出席取締役の名で確定させる運用が定着しています。
議事録の保存期間は?法律上の義務はありますか?
一般的な社内会議の議事録に法的な保存義務はありません。ただし、株主総会議事録は会社法318条により本店10年・支店5年取締役会議事録は会社法371条により本店10年の保存が義務付けられています。一般の業務会議では社内規程に従うことが基本ですが、規程がない場合は3〜5年を目安に保管するケースが多く、Notion等のクラウドツールで蓄積しておくと後から検索・参照しやすくなります。
議事録に署名押印は必要?
取締役会議事録は会社法369条3項により、出席取締役および出席監査役の署名または記名押印が必須です。署名がないと議事録として法的効力を持たず、登記申請でも受理されません。株主総会議事録は法律上の署名押印義務はありませんが、実務上は議長と議事録作成者が記名押印する慣行が定着しています。電子署名(電子署名法準拠)でも代替可能です。
議事録の電子保存は認められる?
会社法施行規則72条4項・101条4項により、株主総会・取締役会議事録は電磁的記録(電子データ)での作成・保存が明示的に認められています。PDF・電子署名を付したWord/Excelファイル等が該当します。電子保存する場合は改ざん防止措置(タイムスタンプ・電子署名)と検索性の確保が推奨されます。電子帳簿保存法の対象外ですが、税務調査への備えとして同等の保存体制が望ましいです。
議事録を作成しなかった場合の罰則は?
株主総会・取締役会議事録の不作成・虚偽記載・保存違反は、会社法976条7号により100万円以下の過料が科される可能性があります。さらに登記申請ができないことで会社運営に重大な支障が出ます。社内会議の議事録には罰則はありませんが、未払い残業代訴訟・労使トラブル・株主代表訴訟等で「議事録がない=決定の正当性を立証できない」事態が発生し得るため、組織防衛の観点でも作成・保存を徹底すべきです。
AI議事録ツールの精度は低くないですか?
近年のAI議事録ツールは日本語認識精度が大幅に向上しており、静かな環境・明瞭な発話であれば90%以上の精度が出るケースも多いです。ただし、専門用語・方言・複数人同時発話では認識ミスが起きることがあります。実運用ではAIが生成したテキストを人が軽く確認・修正する運用が現実的です。テンプレートを使った手書き記録に比べ、AIが下書きを作ることで修正コストは大幅に削減できます。
議事録に発言者の名前を全員分書くべきですか?
会議の種類によって判断が分かれます。取締役会・重要な意思決定会議では誰が何を発言したか記録することが重要です。一方、日常の業務定例では決定事項・アクションアイテムのみ記録し、発言者名を省略するスタイルも多く使われます。本テンプレートのアジェンダ型は発言者名を記録する形式、標準型は決定事項と次のアクション中心の形式になっています。
1on1議事録は誰が保管すべきですか?
1on1議事録は上司・部下の双方が共同編集・閲覧できる形での保管が理想です。どちらか一方だけが保管すると、後から「言った言わない」が起きやすくなります。Notion・Google ドキュメント等の共有ドキュメントツールを使い、上司と部下が同じページを参照できる運用をおすすめします。人事評価・給与査定・キャリアプランに関わる内容は特に記録に残すことが重要です。

参考文献・出典

本ページの内容は以下の公的情報源に基づき作成しています(2026-05-12 確認時点)。